
2025年夏、6年に一度の参議院選挙が行われ、福島県選挙区では改選数が「1」となっており、1議席を複数候補者が争う「一人区」です。
今回、注目されているのが、自民党の現職・森まさこ氏がこの選挙で当選を果たせるのかどうかという点です。
森まさこ氏とは?
森まさこ氏は現在60歳。弁護士出身で、内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)、法務大臣などを歴任してきた政策通のベテラン議員です。2007年に初当選して以来、福島県選挙区を地盤に3期連続で当選しており、2025年は4選を目指します。
当選をめぐる不安要素
一方で、森氏には懸念材料も。県連内では「地元軽視」「党支部との連携不足」といった声もあり、2024年には福島県連が別候補を擁立したい意向を示したことも。結果的には党本部の意向で森氏が公認となりましたが、こうした“温度差”が選挙戦に影響する可能性があります。2025年の春に行われた郡山市長選においても、落選した自民系の候補の応援には駆けつけませんでした。これは、当候補が落選上にいたため、森氏自身の印象に落選という印象を与えたくなかったためとも言われています。
また、自民党の裏金問題にも名前が上がっており、政治倫理審査会で「報道されるまで全く知らなかった」と述べています。
この不安要素がどのように動くのかが今回の選挙で注目されています。
- 福島県連との関係
- 裏金問題
対抗馬の動き
森氏に挑む候補者たちは以下の通りです。
- 石原洋三郎(立憲民主党):元衆院議員。地域密着型で無党派層への訴求力がある。
- 小山田友子(共産党):社会福祉や子育て支援に注力し、固定層を中心に浸透中。
- その他候補:参政党や無所属なども出馬予定で、票の分散が鍵。
SNS戦略と支持層の動き
近年、SNSが選挙戦に与える影響は大きくなっています。YouTubeには、森氏の広告がたくさん出てきています。危機感が募っている証拠でしょう。
- 森氏はFacebookやX(旧Twitter)での発信が中心。中高年層に強い。
- 立憲・参政党候補はYouTubeやInstagramを活用。若年層への広がりに期待。
当選のカギは反自民系の票の行方
森まさこ氏は国政経験・知名度ともに強みがありますが、地元との距離感や野党の巻き返しで結果は読みづらくなっています。
2024年の衆議院選挙では、自民党は福島県4区のいわき市、相馬市、南相馬市の1議席を除き、福島県の小選挙区の議席を無くしました。この自民離れがどのように動くのか、さらには、備蓄米の政府の取り組みの評価が大きく影響する選挙です。
また、一人区では、無党派層の動きと投票率が勝敗を分ける最大の要因です。どの候補が「暮らしに響く言葉」で有権者に訴えかけられるか、注目です。
おわりに:私たちにできること
政治に関心がなくても、選挙は私たちの暮らしに直結します。公約を読み、候補者の姿勢を見て、自分にとって最も信頼できる候補を選びましょう。